
言わずと知れた韓国料理のメッカ・新大久保。その中でも「とりわけ海鮮料理が美味しい店」ならば個人的に2021年にオープンした『トシオブ』を推したい。
なんといっても店名が“都会の漁師さん”を意味する「도시어부(都市漁夫)」に由来。その名の通り店内に生け簀があり新鮮なタコの踊り食いはじめ鮮度抜群の韓国海鮮料理がいただけるんです!
オーナーのヤン・グォンサン(Yang Kwonsang)さんは韓国の芸能界とも繋がりが強く、BTSの弟分ユニットとして知られるTXTのメンバーもたびたび『トシオブ』を訪れているようです!
『トシオブ』で注文したもの
・枝豆(つきだし)
・サラダ(つきだし)
・生タコ(踊りタコ)サンナッチ ¥2580
・カンジャンケジャン ¥2980
・醤油エビ ¥1280
・生マッコリ(グラス)¥550

枝豆、サラダ


ごく一般的な「枝豆」と「サラダ」がつきだしとして出てきます。
サラダのマヨネーズは日本の市販のものと比べると甘め。台湾や韓国は甘いマヨネーズの文化なのでひょっとすると現地のマヨネーズだったのかも。
生タコ(踊りタコ)サンナッチ

有名な韓国のタコの踊り食い「サンナッチ」。水槽のタコを使っているので超新鮮、静止画ではお伝えできないのですが元気にウネウネ動いてます(笑)
韓国式でほんのり塩を足した胡麻油にくぐらせていただく。ちょうどレバー刺しに胡麻油をかけてコクを補うのに似てる感じ、「タコに胡麻油」案外いけますね。
ただでさえ掴みにくい生タコに胡麻油を付けると箸でグリップするのが難しくなるのが少々難点です。
カンジャンケジャン

ご存じワタリガニを醤油(カンジャン)に漬けて熟成させた料理。白米にもよく合う事から「ご飯泥棒」の異名もある珍味ですね。

卵がたっぷり入ってます。甲殻類特有の甘味、濃厚な卵、紹興酒のような熟成された深みと独特のクセのある風味。相変わらずカンジャンケジャンって美味しいです。
卵のところにかぶりつきながら、タレが染みて熟成の進んだ脚やハサミの肉も楽しみます。

『トシオブ』さんは甲羅にタレと蟹味噌を満杯になるまで注いでくれてるのが超うれしい。
脚の肉をここにディップして食べるとたまらないです(笑)
醤油エビ

「カンジャンセウ」。日本の海老の刺身と異なり、醤油などで漬け込んで熟成させてあります。

ねっちりとした舌ざわりにブリンとした海老の弾力感。こちらも紹興酒のような熟成感ある独特な味わいが特徴的。
味はすこぶる良かったのですが、背ワタが残っていた点が少しだけ気になりました。
あとがき
以上、新大久保の『トシオブ』でした!
ひとことで「新大久保の韓国料理」といっても様々。実際に訪問してみて生け簀を使ったハイクオリティな料理だらけで「海鮮に強い店」という噂が正しかった事が確認できました。
冒頭紹介した通り韓流にもゆかりのある店なので、BTSファンの方は訪問すると面白いかもしれません。ぜひお試しを。
お店の基本情報
🏠 店舗概要
店名:トシオブ(韓国刺身専門店・家庭料理・海鮮料理)
住所:東京都新宿区大久保2‑26‑1 B1F(新大久保駅から徒歩約5〜6分、東新宿駅から徒歩約6分)
電話番号:03‑6457‑6065
🕰 営業時間・定休日
- 営業時間:毎日 11:00 ~ 23:00
- 料理 L.O. 22:00/ドリンク L.O. 22:30
- 定休日:なし(無休)
- 年末年始(例:1月1〜5日)は休業の可能性あり
💺 席・予約・利用条件
- 席数:66席(通常着席時)/最大 70人まで対応可
- 個室・半個室:あり(半個室は15名まで)
- 喫煙:全席禁煙または分煙(情報が混在/少人数仕切りあり)
- Wi-Fi・電源:あり
💳 支払い方法
- クレジットカード:VISA、Master、JCB、AMEX、Diners、Discover、銀聯 など各種対応
- 電子マネー:不可(現金も可)
- QRコード決済:PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、WeChat Pay、メルペイ利用可
『トシオブ』への行き方
JR新大久保駅より下車。大久保通り(都道433号)を東(東新宿)方面へ。『新大久保 美食堂』、『オムニ食堂 新大久保3号店』の向かい側に『トシオブ』があります。
新大久保駅からの所要時間は徒歩約5~6分程度。JR中央線 大久保駅、東京メトロ東新宿駅からも徒歩圏内です。
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