
本日紹介するのは新宿御苑の『RAMEN MATSUI』。
店主は松井創さんで調布の人気ラーメン店『柴崎亭』で修業、のちに同店の梅が丘店の店長を務めることに。2023年5月に独立して『RAMEN MATSUI』を開店。
開店からわずか1年後の翌2024年には早くも食べログのラーメン百名店とミシュランガイド東京のビブグルマン店に選出される。翌2025年も百名店とビブグルマンに連続選出され一躍都内でも屈指の有名店に駆け上がっています。
じつはこの店、2025年3月にロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスが来日して東京ドームでMLBレギュラーシーズン開幕戦「MLB東京シリーズ2025」が開催された際にかなり話題になりました。
なんと大谷翔平選手らの同僚であるアレク・ベシア投手とオースティン・バーンズ捕手が奥様を伴ってこの店に来店。舌鼓を打ってラーメンを楽しんでいました。
とくにベシア投手は醤油ラーメンに「美味しすぎる!」という反応をみせ、なんと二杯目に同じ醤油味でワンタンメンをおかわりしたと伝わっています。普通ならば二杯目は塩ラーメンなど別の味を選ぶところ、連続で醤油ラーメンにした所から相当お気に召したようですね。
ベシア投手といえば2025年10月17日のナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第4戦のブルワーズ戦で大谷翔平選手が成し遂げた“伝説の試合”の影の功労者として個人的に印象に残っています。
この日、大谷選手は1番・投手兼指名打者で先発出場。投げては6回を投げ無失点・10奪三振、打っては1試合3本塁打を放つという前人未踏の「3本塁打&10奪三振」の伝説的な大活躍をする。ですが、一方で7回の先頭打者を四球で出し続く打者にヒットを許して、無死一・二塁という状態でマウンドを降りています。
このピンチで登板したのがベシア投手、大谷選手に自責点を付けることなく見事にピンチを切り抜けました。もしここで大谷選手に自責点が付いてしまったら少し試合の印象が変わっていたかもしれない。この大谷選手の伝説的な偉業を完全無欠でアンタッチャブルなものにした、最大の影の功労者はベシアじゃないかと個人的に思っています。
またベシア投手は気迫が入りまくったピッチングをする見てて気持ちのよいプレーヤーで著者も割と好きな選手という事もあり、久々に『RAMEN MATSUI』に訪問してみました。
予約方法について

以前の『RAMEN MATSUI』は先着順だったのですが、現在はTableCheckによる完全予約制に変わっています。2日先までの空いている日時での予約ができ、予約時に別途500円の手数料がかかります。
近年こういった予約制やファストパスを導入する超有名ラーメン店が増えていますね。ラーメン店が予約制を導入することに賛否はあると思いますが、東京のの人気ラーメン店だと真夏の炎天下で1~2時間並ぶこともザラにあるので、「お金で時間と快適さを買っている」と考えればアリかもしれません。予約によって訪問時間が決まれば仕事との調整もしやすいので個人的には嫌ではないですね。
『RAMEN MATSUI』で注文したもの
・本日の日本酒 ¥900
・限定 夏アジと煮干しの冷やし醤油 ¥2200
・チャーシューめし ¥550
店頭での会計方法は券売機制で現金のみ使用可能。これと別にTableCheckで予約時に手数料をクレジットカード払いする必要があります。
本日の日本酒

『RAMEN MATSUI』といえば店主の奥様がソムリエ資格を保有しており、ラーメン×日本酒のペアリングを楽しめるのが特徴。
本日は福島県南会津町の花泉酒造の『七口万(ななろまん)純米大吟醸』。雑味感や酸味といったストレスが少なく口当たりでバニラを思わせる淡麗でクリアーな風味。かなり飲みやすくラーメンのような濃い料理を引き立てるのに最適。

そういえばラーメンと日本酒のペアリングといえば五反田の『麺屋 彩音』なんかも有名ですね。合わせてこちらもご一読を!
限定 夏アジと煮干しの冷やし醤油

注文したのは夏季限定一日40食の『夏アジと煮干しの冷やし醤油』。

ロゼ色のレアチャーに琥珀色のスープとあまりに美しすぎるビジュアル。

横方向に綺麗に流した麺線にどこか柴崎亭イズムを感じますね。

スープ表面は油膜が張ってありドッシリとしたコクがあります。
ふくよかな鶏のうま味とともに夏アジと煮干し特有のハラワタの苦味も感じられる。魚介のワタって扱いが難しくて苦味が強すぎると全体のバランスが崩れてしまうところ、カエシや鶏出汁との絶妙なバランス感によって「ほんのり苦く旨い」を表現しているように思えます。
さすがはMATSUI、凄まじいまでの完成度です。手放しで脱帽。

麺は中細のストレート。冷水でしめてありすする都度感じるヒンヤリとしたのど越しが気持ち良い。けっこうコシがあり程よい固さもある。全体的に力強い食感が印象的。

チャーシューは「神威豚チャーシュー」と「鴨ロース」の2種。
神威豚チャーシューは面積の大きな脂身が入っており口の中で融点を迎えてとろける食感。一方の鴨ロースは繊維質でしっかりとした肉質で両者違いを感じられて楽しい。

九条ネギ、メンマ、アオサといった具。
中盤辺りからアオサをスープに沈めると磯の風味が増して美味。スープと個々の具材との相性まで完璧に計算されているように感じられる。

玉子も綺麗な半熟でネットリ感があり美味でした。
チャーシューめし

サイドメニューの「チャーシューめし」。限定ラーメンの2200円に対してこちらは550円と相対的にリーズナブルに感じる。

肉はバラ肉が中心かな?薄切り肉が大量に乗っているタイプです。
全体的に甘辛いタレがかかっており、頂上部のワサビや白髪ネギと大変相性がよいです。ご飯ものまで大満足の一食でした。
あとがき
以上、『RAMEN MATSUI』でした!
限定ラーメンは少々高額でさらに予約に手数料がかかるものの、さすが東京を代表するビブグルマン店という事もありクオリティ面と満足度は言うまでもなしでした。ワンランク上のラーメンを食べにいくという目的意識があるならば非常にオススメできる店です。
ベシア投手やドジャースのファンならば一度訪問いただきたい店です。是非お試しを!
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お店の基本情報
- 店名:RAMEN MATSUI
- 住所:東京都新宿区四谷4-25-10 ダイアパレス御苑前 B-2
- アクセス:
- 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」徒歩6分
- 東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」徒歩7分
- 都営新宿線「曙橋駅」徒歩10分
- 営業時間:11:00~15:30
- 定休日:水曜・木曜
- その他休業:毎月不定休あり。営業日は公式SNSで要確認。
- 予約:完全予約制
- 予約は来店日の3日前12:00から受付
- 例:土曜日分は水曜日12:00から予約開始
- 現在は店頭での順番待ちによる入店は不可
- 席数:8席(カウンターのみ)
- 支払い:現金のみ
- 駐車場:なし(店舗前にコインパーキングあり)
- 喫煙:全席禁煙
- 子ども:12歳以下は入店不可
- 予約手数料:1人500円
- キャンセル料:来店24時間前以降は1人2,000円。予約時間に遅れた場合も予約無効となり、同様のキャンセル料が発生。
- 注意事項:強い香りの香水等をつけている場合は入店不可。来店時は予約時間の10分前までの到着が必要。
『RAMEN MATSUI』への行き方

東京メトロ丸ノ内線の新宿御苑前駅の2番出口より下車します。

旧甲州街道を東(四谷三丁目方面)に歩きます。


四谷三丁目交差点を左折し北に少し歩くと通り沿いに『RAMEN MATSUI』があります。新宿御苑前駅からの所要時間は徒歩約6分程度です。四谷三丁目駅からも徒歩圏内です。

