【ちゅう心】大洗・冬の風物詩「アンコウ鍋」を食す

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しポイント
・大洗の冬の風物詩「アンコウ鍋」
・鹿島灘の海の幸
・鮮魚店直営の海鮮料理店
・高級感ある落ち着いた雰囲気の店内
・ガルパンにも登場する聖地
・ひとり鍋にも対応

すすめのシチュエーション
・大洗観光の際に
・ガルパンファンの友人と一緒に

 本日紹介するのは大洗の『魚忠/ちゅう心』さん。人気店につき2カ月前から事前予約して訪問してきました。

 実は大洗を舞台としたアニメ『ガールズ&パンツァー』(通称:ガルパン)にも登場。

 アニメ第四話「隊長、がんばります!」の大洗の街中を舞台とした戦車戦のチャーチルMk.VII戦車とマチルダII戦車を中心とした聖グロリアーナ女学院の戦車隊が通りを行進するシーンで、この『魚忠』(劇中の店名は『魚剣』)がワンカット写りこんでいる。

 昼間は鮮魚店『魚忠』として営業し、ディナータイムからは海鮮料理『ちゅう心』として営業する二毛作スタイル。

 商店街通りに面した『魚忠』の店の脇道を通り抜けると『ちゅう心』さんの入口に繋がっています。店内の一階は割烹料理を思わせるような高級感ある落ち着いた大人な雰囲気で居心地も満点でした。

 

目次

『ちゅう心』で注文したもの

・ツブ貝のポテトサラダ(お通し)
・イサキの刺身 ¥1300
・アン肝ポン酢 ¥1300
・ナメタガレイ煮付 ¥1300
・アンコウ鍋  ¥3800

・生ビール   ¥600
・月の井 純米ひたち錦 無濾過生原酒(一合) ¥850

 現金のほか各種QR決済やクレジットカード決済にも対応していました。

 

・ツブ貝のポテトサラダ(お通し)
・生ビール   ¥600

 とりあえずの生ビール~銘柄はサッポロ黒ラベルでした。

 「ツブ貝のポテトサラダ」の近影。ポテトサラダのねっとり感とツブ貝のコリコリ感の組み合わせがたまらない。ツブ貝をかみ締めるとうま味がジワッと滲み出てきてマヨネーズの酸味感とのマリアージュがgood!

 口コミを読んでいるとお通しは日によって変わるらしく、「牡蠣のアヒージョ」や「イカの煮物」、「塩辛」などなど。お通しとはいえ海産物中心で出てくるのが嬉しいですね。

イサキの刺身

 お次は個人的にも好物のイサキ。

 皮目の方は軽く炙ってありシコシコした食感。

 身の方は最初は弾力感を感じた後に歯切れしていく感じ、しっとり感も併せ持っている。さっぱりとした雑味のない品のよい甘味が心地よい。

アン肝ポン酢

 せっかくの大洗なのでアンコウを。

 肝がかなり太くて大きい。元のアンコウもかなりの大物だったのだろうか?

 まるでフォアグラのような濃密でミルキーな脂のコク。これは美味しすぎる(笑)

 この濃厚な味と添えられた、もみじおろしも大変相性がよい。

月の井 純米ひたち錦 無濾過生原酒(一合)

 大洗の蔵元「月の井酒造店」の無濾過生原酒。

茨城県産の酒米「ひたち錦」が使い大洗の酒蔵が醸造した“オール茨城”な一杯だ。

 じつはこの日の日中に大洗を町ブラしていたところ偶然、月の井酒造店の目の前を通りかかりディナーで飲んでやろうと目を付けていたのだ(笑)

 無濾過生原酒との事でフレッシュな口当たり想像していたが、やや琥珀色がかった微熟成な味わい。酸味はないが紹興酒を思わせる甘味を少々感じさせてくれた。

ナメタガレイ煮付

 訪問日は12月中旬。ちょうどナメタガレイの旬の時期だったので注文してみた。

 よく煮込まれた身の部分は箸を入れるとホロホロと崩れる柔らかさ。こってりとコク甘な煮汁とジューシーで甘味ともなう身肉の組み合わせが最高すぎた!

…しかも巨大な卵がついてます。プチプチとはじける歯ごたえに加え一粒一粒から濃密な風味がしてくる。

 脇に添えられたゴボウやホウレン草の苦味が甘い煮汁のアクセントになっていますね。

アンコウ鍋

 本日のメインディッシュにして、大洗の冬の風物詩「アンコウ鍋」。

『ちゅう心』さんは一人鍋にも対応しているので誰でも注文できちゃいます。

 めっちゃ美味しそう!

 ベースは味噌仕立て。ここにアンコウの出汁感やバターのような肝の風味が渾然一体となって溶け込んでます。この濃厚さと対比的に白菜の甘味がとってもいい仕事をしてます。濃厚なアンコウの出汁と白菜で疑いようもなく最強の組み合わせ。

・・・ヤバッ、こんなん美味すぎて笑えてくるわ。軽く期待値を超えてきましたね(笑)

 アンコウの身の部分ははちきれそうなブリブリとした弾力感で、皮に近いところはコラーゲン質でプルプルしている感じ。食感の振れ幅が大きくて食べていて楽しい料理です。

 本日2回目となるアン肝(笑)

 小皿の中で箸でこの濃厚なアン肝を溶き味噌仕立ての煮汁と混ぜると更に激ウマ。東京の居酒屋だとアン肝だけじゃなく白子や牡蠣、蟹味噌なんかを鍋で煮込んだプリン体ふくむ食材だらけの「痛風鍋」なんて料理がありますが、シンプルにアンコウを味噌味の鍋にした大洗の「アンコウ鍋」の方が個人的には好きかも。

 本当ならば最後に残った煮汁で作った雑炊が絶品らしいのですが、この日は「水戸のスタミナラーメン」、「常陸秋蕎麦」、「大洗のシラス重」と茨城グルメを食べまくりで満腹につきパス。
 次回は絶対に〆の雑炊も食べたいですね。

 

あとがき

 以上、『ちゅう心』でした!

 やや高級感ある落ち着いた店内で料理のクオリティもしっかり高いのですが、価格帯はそこまで高いワケではなく比較的使いやすい店だと思いました。…何よりアンコウ鍋を中心とした海鮮料理が美味しすぎた!

 ガルパンの聖地でもありしかも鹿島灘の海の幸が楽しめる「一度で二度おいしい」という評に値します。ぜひお試しを。

メニュー表のギャラリー

お店の基本情報

基本情報

  • 店名:ちゅう心(魚忠商店)
  • ジャンル:海鮮料理、寿司、魚介料理
  • 所在地:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町987
  • 電話番号:029-267-5134
  • アクセス:
    鹿島臨海鉄道・大洗駅から徒歩約12分
  • 駐車場:あり(店舗周辺)

営業時間

  • 昼:11:30〜14:00
  • 夜:17:30〜21:00前後
    ※ラストオーダーや閉店時刻は仕入れ状況・季節により変動する場合あり

定休日

  • 毎週火曜日
  • 月1〜2回程度の水曜日不定休あり
  • 年末年始・仕入れ状況により臨時休業の場合あり

『ちゅう心』への行き方

 鹿島臨海鉄道の大洗駅で下車します。 

  駅前のきらめき通りを茨城港方面に向かって歩きます。しばらく歩くと『お好み焼き 道』さんが見えてくるのでその先の交差点を左折します。

 なお『道』もガルパン『最終章』第2話の劇中で大洗女子学園のアヒルさんチームと知波単学園の福田が食事を共にして親交を深めるシーンで登場。ここもガルパンファンの聖地だったりします。

 大洗のメインストリートの商店街通りを北に向かって歩きます。通り沿いに『ちゅう心』があります。

 駅からの所要時間は徒歩で13分ほどです。

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