
ガツンとしたスタミナラーメンで都内のラヲタからの支持も厚い三鷹の『元祖スタミナ満点らーめん すず鬼』。食べログでも何度も百名店に選ばれる人気店です。
全国のファミリーマートの食料品コーナーで同店監修のカップラーメンが販売されているので、その名をご存じの方も多いと思う。
同店の二毛作店&セカンドブランド店『鶏こく中華 すず喜』に続く、三毛作店として2023年よりスタートしたのが今回紹介する『肉めん 肉めし すず気』。
毎週金曜日の10時~14時半という変則的な営業時間に加え、朝っぱらからガツンとジャンクでB級な肉めんが食べられるユニークな店だ。
開店時刻の20分前に到着して3番手を確保。ただ開店5分前ともなると私の位置から見えるだけでも後ろに15人近く並ぶ状況でした。長時間並ぶのが苦痛な方は極力早めの時間帯に来店するのが吉と思われます。
『肉めん 肉めし すず気』で注文したもの
・肉めん ¥800
・中盛 無料
・肉倍盛り ¥240
注文は食券制。会計は現金のみなので注意。麺メニューは中盛まで無料サービスあり。
このほか無料トッピング(天かす・カラミ・ニンニク・ショウガ)あり。注文後ラーメンが提供される直前に店員様からトッピング内容を聞かれるシステム。
・肉めん
・中盛
・肉倍盛り

山盛りを超越するてんこ盛りの肉がドカン!中盛で注文したボリューミーな麺量も相まって衝撃的なビジュアルですね!立ち食いそばオマージュしているのか同様の丼で提供されます。
無料トッピングは天かす・カラミ・ニンニク・ショウガをそれぞれ「小」で注文。

大量の肉と麺をかき分けどうにかレンゲでスープをすくう。どこかキリッとした醤油の塩味(えんみ)に蕎麦ツユを彷彿とさせる出汁成分。それでいて動物性の脂もたっぷり溶け込んでいる端的にいえば「蕎麦に似ているがジャンク感を足した此処にしかない味」。
『すず鬼』や『すず喜』に同じく妙な中毒性のある不思議な味だ。

麺は極太のちぢれ麺。芯に固さがある力強い食感で各種グルメサイトやSNSで多くの人が言及しているが「ワシワシ系」。
個人的には地粉の武蔵野うどんに近い雰囲気を感じた。

写真の焦点が合ってないが肉。肉はバラ肉でたっぷりとツユを吸い込んでおり美味。
たった240円でこの量の肉が出てくる「肉倍盛り」のコストパフォーマンスの破壊力がすさまじい。


食べ進めていると、天かす・カラミ・ニンニク・ショウガといった薬味が次第にスープに溶け合って更にジャンク感が増してくるのが凄い。
最初は立ち食いそばの「肉そば」のような味わいで、途中からニンニクやショウガが加わることで二郎系のような要素も感じられた。でも、「平日の朝からこれを食べているという背徳感」がある種いちばんのスパイスなのかもしれない。
あとがき
以上、『肉めん 肉めし すず気』でした!平日の朝からガツンとジャンクなものを食べるという、唯一無二の背徳感を感じながら食べる一杯は最高です!
金曜限定営業に加え、冒頭で説明の通り開店直後から大行列になるため訪問ハードルはやや高いですがぜひお試しいただきたい!
メニュー表のギャラリー


お店の基本情報
所在地
東京都三鷹市下連雀3‐28‐21
公団三鷹駅前第2アパート 地下1階
最寄駅:JR中央線・総武線「三鷹駅」南口より徒歩約4分
営業時間
- 金曜日のみ営業
- 10:00〜14:30(スープや材料がなくなり次第終了)
定休日
- 金曜日以外は休み
- 最新の営業情報は店公式SNSでチェック推奨
座席
- カウンター席のみ、約9席
喫煙
- 全席禁煙
支払い
- 現金のみ
特徴
- 「すず喜」「すず鬼」と並ぶ三毛作営業の店舗のひとつ
- 肉たっぷりでボリュームのあるラーメンと肉めしが看板メニュー
- 週1回のみの営業で、来店時は行列になることが多い
- 店内はラーメン以外撮影禁止の貼紙あり
『肉めん 肉めし すず気』への行き方

JR三鷹駅の南口より下車します。

駅前の中央南通りを道沿いに南下します。


300mほど進むと道沿いに「味の散歩道」が見えてきたら地階へ。
階段を降りると飲食店街になっておりその一角に『肉めん 肉めし すず気』があります。床に貼られた待機列の指示に沿って並びましょう。
駅からの所要時間は徒歩4分ほどでした。

