
本日紹介するのは国分寺の『とんかつの部』。
店主様はフレンチシェフで元々この店もフランス料理を中心に提供するビストロだったのですが、2024年2月にとんかつ専門店に鞍替えしてリスタート。
L字型のカウンター席を中心に配置した店内は元ビストロ(フランス語で「大衆食堂」)らしく、お洒落さとカジュアルさが同居。小綺麗な空間となっており居心地がよい。
『とんかつの部』で注文したもの
・上ロース(180g)ほそやまる豚 ¥2900
ご飯・味噌汁・漬物・キャベツつき。
『とんかつの部』の特徴は様々な銘柄豚から好きなモノを選べるところ。この日は岩中ポーク(岩手)、ほそやまる豚(群馬)、サドルバック(鹿児島)、カムイ豚(北海道)のラインナップ。日によって林SPF豚(千葉)なども選べるようです。
単品注文のほか「おまかせ3種食べ比べセット」もありました。
キャベツ


注文するとキャベツ(おかわり可能)が運ばれてきます。ドレッシングが酸味の効いた爽やかなタイプで美味。
上ロース(180g)ほそやまる豚

注文したのは群馬県のブランド豚「ほそやまる」の上ロース。
調理行程を観察しているとフライヤーで低温調理でじっくりと揚げさらに余熱で蒸らしていました。手間をかけて丁寧に調理している分それなりに時間はかかります。参考までに入店から料理提供までがおよそ25分、退店したのが約45分後でした。


それにしても美しい薄桃なロゼ色!見ているだけで食欲がそそられます。

パン粉の粒度がきめ細やかな衣はシャクシャクとした歯ざわり。角の立たない優しい歯ざわりが印象的だ。
「はやしまる豚」の肉質なのか、火通しをしても水分量を保っており瑞々しさと共に脂身の甘味とジューシー感が前面に出ているように感じます。シンプルな塩がその魅力を最大限に引き出します。


上にワサビを乗っけて「ワサビ醬油」で。脂身の重さを中和するようなツンとしたワサビの辛味と清涼感のグラデーションがおみごと!


ソースは酸味控えめのマイルドな味わい。こちらも美味しいのでたっぷりかけてしまいました(笑)



とんかつ以外の料理も総じてレベルが高い。
とくに味噌汁が出汁がよく効いており美味しかったです。
あとがき
以上、『とんかつの部』でした。
丁寧に調理しているため多少時間がかかる事と銘柄豚を使っているためか少し割高ですが、その分食材の質も味もこだわった一品がいただけるとんかつ専門店という総評です。
ぜひお試しいただきたい。
メニュー表のギャラリー

お店の基本情報
基本情報
- 住所:東京都国分寺市南町1-13-3
- 最寄駅:JR中央線・西武線 国分寺駅 南口から徒歩約7分
- 電話:042-313-8698
- 席数:カウンターのみ 約8席
- 支払い:クレジットカード・PayPay対応
- 全席禁煙
- 駐車場なし
営業時間
| 区分 | 時間 |
|---|---|
| ランチ | 11:30〜13:30(LO/状況により前後) |
| ディナー | 17:00〜20:30(LO/日によって変動あり) |
- 売切れ終了あり
- 予約可
- 月曜定休(祝祭日の場合は翌火曜日)
『とんかつの部』への行き方

国分寺駅の南口より下車します。

都道145号線を東へ。殿ヶ谷戸庭園の横を通過します。


交差点を越えてさらに進むと道沿いに『とんかつの部』があります。

