
本日紹介するのは池尻大橋の『八雲』。1999年に中目黒で開店し2017年に現在の店舗に移転。食べログでは「ラーメン TOKYO 百名店」に2017年~2020年の4年連続選出、ミシュランガイドにおいては2018年から最新版の2026年まで9年でビブグルマンに選出されている実力店。
2026年1月にはマレーシア・ジョホールバルに海外第1号店もオープンしている。
稲生田店主は服飾系の専門学校を卒業後に代官山のバーテンダーやアパレル、花屋などの職を転々とした後、たまたま先輩のお好み焼き店を手伝ったのが縁で飲食の道を志す。そんな折、お気に入りのラーメン店だった『かづ屋』の師匠である浜田山の『たんたん亭』が従業員を募集している事を知り入店。
『たんたん亭』系列の伝家の宝刀であるワンタンと、独自の「白だし」「黒だし」を使ったスープが特長的だ。
土日祝のピークタイムだとかなりの大行列なのですが、訪問したのが平日の14時近くという事もあって空席もチラホラ。すんなり入店できました。著者自身は4年ぶりとなる再訪問だが、前回は大変美味しかった記憶。あの味に再び会うのが楽しみ!
『八雲』で注文したもの
・特製ワンタン麺(白だし、ハーフ) ¥1300
支払方法は券売機制。現金のみ使用可なので注意。
特製ワンタン麺(白だし、ハーフ)

注文したのは白だしの「特製ワンタン麺」のハーフ。
フルサイズの「特製ワンタン麵」だと肉ワンタンと海老ワンタンが3個ずつ付いてくるところ、ハーフサイズだと2個ずつとなる。ハーフとはいえボリューム感に遜色はない。


豚肉、鶏肉、鶏ガラ、昆布、干しエビ、干し椎茸、煮干し、鰹節、鯖節、うるめ節、焼きあご等の多種多様な食材を使った透き通ったクリアーなスープ。油量は少なめでサラリとした舌ざわりだ。
雑味感のない出汁の風味を前面に押し出したその味はまさに端麗の真骨頂。白醤油ベースの「白だし」は塩分の尖り感がなく出汁感を得意とするこのスープと最高にマッチしている。
鰹節などの節系も使われてはいるもののあの特有の酸味感や苦味を避けて、あくまで純粋なうま味のみを抽出しているように思われる。

店内にストックされた木箱から麺は三河屋製麺製。エッジの立った中細のストレート麺で咀嚼するとプツプツとした歯切れの良さがある。

“てるてる坊主”のように包まれたワンタン。『たんたん亭』系譜の店によくみられる形状のワンタンだ。

「肉ワンタン」。思ったよりも皮は厚めで表面はツルツルとしてて滑らか。豚ひき肉はさっぱりとした上品な味付けで粒度は中庸をいくバランス感。

続いて『海老ワンタン』。海老はインドネシア産のバナメイらしい。
これがウマすぎた。海塩のみのシンプルな味付けだが噛み締めると口の中で海老の甘味・うま味が爆発する感じ。海老特有のプリプリ感もそのまま活かされており大変おいしかった。

縁の部分が薄っすらピンクがかったチャーシュー。これも『たんたん亭』のお弟子さんの店によく見られるチャーシューの特徴ですね。
部位は肩ロースかな?脂身感がなく赤身主体で締まった肉質。味付けもストイックなプレーン味ですが、端麗な造りのスープを阻害しないバランスにまとまっていると感じました。
あとがき
以上、『八雲』でした!久々の訪問でしたがスープとワンタンの完成度に改めて感動する訪問となりました。
ラーメンに対して味の濃さやガツンとしたパンチだけでなく、端麗で薄口寄りの味も楽しめる方にオススメな店だと思います。ぜひお試しを!
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お店の基本情報
店名:八雲
住所:東京都目黒区東山3-6-15 エビヤビル1F
電話番号:03-6303-3663
営業時間:11:30~15:30
定休日:火曜日
アクセス:東急田園都市線「池尻大橋駅」東口から徒歩約3分
席数:11席(カウンター席のみ)
予約:不可
支払い方法:現金のみ
駐車場:なし
備考:売り切れ次第終了。全席禁煙。
『八雲』への行き方

東急田園都市線の池尻大橋駅東口より下車します。

出口横の商店街通りを南(中目黒方面)へ。4つ目の角を左折すると『八雲』があります。駅からの所要時間は徒歩約3分程度です。

