慶応義塾大学のおひざ元の三田や、早稲田大学の早稲田・高田馬場、明治大や専修大に近い神保町など、歴史ある大学の近くには学生街が形成され、決まって「学生街ヌシ」のような老舗食堂があるもの。
著者が学生時代を過ごした関西地方の某大学の近くにも、名物といえる老舗食堂があり学生たちから長年にわたり愛されていました。

天下の東京大学もその例外ではなく、なんと明治時代から120年にわたり東大生の胃袋を満たしてきた老舗食堂があるのをご存じでしょうか?

東京大学の本郷キャンパス正門にほど近い『食堂もり川』は1901年(明治34年)創業。歴史でいうと第1次桂内閣(1901-1906)なので驚きだ。

看板に堂々と記載される「東大生と共に明治から」の文字。
訪問したのは盆時期の平日。大学は夏季休暇期間と思われるが、開店前から地元の方と思しきお客さんが数人並んでおり人気の根強さが垣間見えました。
『食堂もり川』で注文したもの
・豚角煮とねぎとろ定食 ¥1130
入店すると店の入口付近のレジにて先注文して事前会計するシステムでした。各種グルメサイトや入口のメニュー表をみて何を注文するか事前に決めておいた方がよさそうです。
豚角煮とねぎとろ定食

・豚角煮
・ねぎとろ
・サラダ
・ご飯
・漬物
・味噌汁
肉・魚・野菜・白米と満遍なくバランスのよい定食。
野菜が不足しがちな学生には打ってつけな献立だ。

ゴロゴロと大きな立方体の角煮が3つ。
甘辛い味付けだが後味が甘さがスッキリしており比較的あっさりとした味付けだ。肉はトロトロに柔らかいというより、赤身肉の締まった固さをほどよく残している。

団子状のねぎとろ。トロを混ぜ込んであるのかネットリとした粘度とコクがあって美味しい。臭みなどもなく鮮度良好、都内でこの値段で魚付きの定食はコスパがよい。
分葱やシソの葉、ワサビといった薬味ともよく合う。

こざっぱりとした味付けの味噌汁。ねぎとろにも葱が入っていたので具は別のものが良かったかもしれない。
あとがき
以上、一世紀以上にわたり東大生に愛される『食堂もり川』でした!
学生食堂らしい気取らないホッとする雰囲気と、メインの客層が学生とはいえ手抜きがなく奇をてらわない地に足のついた料理とバランスのよい「ザ・王道の定食」でした。
学生時代のノスタルジーに浸りにぜひ訪問してみてください。
メニュー表のギャラリー

お店の基本情報
営業時間・定休日
- 月〜土曜日、および祝日
- 昼の部:11:00~14:00
- 夜の部:17:00~20:30(ラストオーダー 20:15)
- 日曜日:定休日
- 祝日:不定休の可能性あり(営業日と休業日が週によって異なることがあります)
住所・アクセス
- 住所:東京都文京区本郷5-30-16
- 最寄駅からの所要時間:
- 地下鉄 本郷三丁目駅から徒歩5〜7分
- 南北線 東大前駅から徒歩6〜7分
支払い方法
- クレジットカードは利用不可
- 電子マネー・QRコード決済は利用可能です
席・設備・スタイル
- 座席数:約51席(テーブル22席、カウンター4席、座敷あり)
- 全面禁煙(喫煙不可)
- 個室なし/貸切可能/駐車場なし
- 着席前に会計を済ませる「前金制(先払い制)」です
- 混雑時には相席となることがあります
『食堂もり川』への行き方

東京メトロ南北線1番出口より下車。


東京大学の赤レンガ塀に沿って本郷通りを南下します。

本郷郵便局が見えたら角をを右折します。

20メートルほど先に『食堂もり川』があります。駅からの所要時間は徒歩約6~7分ほど。
本郷三丁目駅や根津駅からも徒歩圏内です。