
本日紹介するのは2024年11月、八王子にオープンした『中華そば えにし』。
店主様は府中『麺創研 紅』 や八王子 『壱発ラーメン』での勤務経験あり。また公式には公表されていないものの八王子ラーメンの人気店『タンタン』ともご関係があるとの噂もあります。
『タンタン』といえば個人的に『中華そば 吾衛門』と並んでトップクラスに好きな八王子ラーメンなので、以前から『えにし』の存在がかなり気になっていました。
しかもこの『えにし』の店舗、実は2024年5月に惜しまれつつ閉店した超人気店『ほっこり中華そば もつけ』が以前営業していた場所だったりします。
店内の造りも『もつけ』時代そのままで、そういった意味でもラーメンファンにとって非常にエモい店なのです!


ちなみに前述の西八王子の人気店『中華そば 吾衛門』、『ほっこり中華そば もつけ』の元店主・岡田氏がプロデュースした中野の『TOKYO RAMEN かいか』も以前レビューしているので合わせてご一読いただきたい。
『中華そば えにし』で注文したもの
・特製中華そば ¥1150
店頭の券売機にて食券を購入するシステム。現金のみ使用可能なので注意。
特製中華そば

注文したのは全部盛りの「特製 中華そば」。八王子ラーメンのアイコンである玉ねぎを中心に、2種のチャーシュー・ワンタン・味付煮卵・メンマ・菜の花と具沢山だ。
昨今の物価高を考えると「中華そば」900円、「特製 中華そば」でも1150円という価格設定は、都内でもかなり良心的な部類に入るのではなかろうか?

さっそくスープをズズッとひとくち、、、うわぁ!ウマッ!
表層を覆う油(ラード?)がスープに厚みとコクを与えつつ、鶏主体の雑味感のない仄かな甘味をも漂わせる出汁感が口中に広がっていく。それだけに留まらず節系と思われる魚介の酸味感も次第にジワジワと感じられます。
カエシの醤油は塩分による尖りもほどほどに抑えられている。喉も渇きにくいので著者はコップの水に手を付ける事も結局ほぼなかった。
端的にいうと魚介・鶏・醤油のバランスが良い、とても万人受けしやすいスープだと思う。

スープ単体でも美味しいのはもちろんの事、スープと一緒にレンゲに玉ねぎを入れて口に運ぶと、玉ねぎによってより甘味にブーストがかかる感じ。
今風の清湯醤油ラーメンに昔ながらの八王子ラーメンの要素を上手く組み合わせているように感じられた。

麺は中細ストレートでほんのり中心に芯がありプツプツとした歯切れ具合。ツルリとした麺肌の滑りも素晴らしく、すすっていて唸ってしまうほど。

チャーシューはレアチャーと煮豚の2種(レアが苦手な方は両方煮豚にすることも可能との表記あり)。
レアチャーの方はしっとりとした歯ざわりで、煮豚の方は口の中でホロホロと崩れる感じ。双方ともに同じく柔らかいがベクトルが微妙に異なる仕上げで面白い。煮豚のトロリとした脂身の甘さも秀逸だ。


ワンタンの皮は薄めで表面積が大きくツルッとした舌ざわり。餡は生姜などの薬味感はなく豚肉のうま味がストレートに伝わってくるタイプです。

味付煮卵も綺麗なオレンジ色の卵黄。少しねっとりしていて濃厚で美味。
具単位に因数分解しても一つ一つのパーツが丁寧に作りこまれていて完成度が高かったです。大変満足いたしました。
あとがき
以上、『中華そば えにし』でした!
魚介・鶏・カエシのバランス感に富んだスープに始まり、麺に具と各々のパーツの完成度も高い。店主夫妻の接客も終始とても懇切丁寧で居心地よかったです。…しかも値段も良心的とまさに「完全無欠」に近い店が誕生したなぁと思いました。
自信もってオススメしますので是非お試しを!
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お店の基本情報
住所
東京都八王子市万町34-1
(JR八王子駅 南口から徒歩約8〜10分)
営業時間
昼
- 火・土:11:00〜15:00
夜
- 月・木・金:17:00〜20:00
- 火・土:17:00〜20:00
※スープ切れなどで早仕舞いの場合あり
定休日
- 水曜日
- 日曜日
席・利用形態
- カウンターのみ(約6席)
- 食券制
- 現金支払いのみ
『中華そば えにし』への行き方

JR八王子駅の南口より下車します。

駅前の南大通りを西(西八王子・高尾方面)へ歩きます。

交差点で左折して国道16号線を南へ。道沿いに『中華そば えにし』があります。
JR八王子駅からの所要時間は徒歩8~10分程度です。京王八王子駅・京王片倉駅からも徒歩圏内です。

