
ミシュランガイド東京でビブグルマンとして掲載された、目黒の超有名店、「Ramen Break Beats」から独立した「Ramen 翡翠」が2025年2月、赤坂にオープンしたとの事で行ってみました。

店は「ドルミ赤坂」という雑居ビルの一階。
一階の家系ラーメン「一刀家」の赤い看板を目印にするとわかりやすいかも。

…階段を上がり、

店の前に到着しました。
正面にはBAR「ニューはる」さん。
このBARのオーナーの方は銀座のニューハーフクラブでカルーセル麻紀と同期でゲイ文化のレジェンドとされる方らしい。
かつては政財界の大物もこの店を訪れ、デヴィ夫人、はるな愛とも親交のある方らしい…すごい。

さて話を戻し、「Ramen 翡翠」は店内に5人、店外に5人分の待機用の椅子が用意されています。
私は平日の開店30分前に到着し5番手。
一巡目に滑り込む事ができました。
「Ramen 翡翠」で注文したもの
・特製塩ラーメン ¥1900
・カクキュー八丁味噌お肉ご飯 ¥400
会計は券売機制。現金のほかクレジットカード、各種コード決済、交通系ICにも対応していました。
特製塩ラーメン


ちょいとお高いですが折角なので特製を。
デフォルトとの違いは特製にする事によって鶏チャ―1枚、煮卵、帆立貝柱、カブが追加されます。
非常に美しいビジュアルですね!
さすが「Ramen Break Beats」のお弟子さん。

無化調にこだわったというスープは黒さつま鶏、押岡地頭鶏、信濃地鶏、名古屋コーチンの4種を使用。
塩気の尖りが少なく穏やかな舌ざわりで、むしろ帆立や海老、昆布といった魚介系のうま味出汁の甘味うま味がグワッと訴求してくる。
ガツン感を抑えた全体の調和とまろやかさを重視したスープに感じられた。

自家製のストレート中細麺。摩擦係数が低く
ツルスベとした滑らかな舌ざわりで咀嚼するとモチッと微かに反発してからポツッと歯切れする感じ。
穏やかなスープのイメージに合った洗練された麺といった印象を受けますね。

具の中でもカブ、鶏モモ、帆立貝柱はわざわざ別途炙ってから提供されます。

よく焼いた皮目が香ばしくぶりんとした弾力感も秀逸な鶏モモ肉。
貝柱はシコシコした食感と帆立の甘味が引き立つ。一方で元々淡泊な味の野菜という事もあってカブはやや存在感希薄でした。

チャーシューは鶏むねと豚肩ロースの2種。
豚肩ロースはしっとりとした肉質に甘みともなう脂身、赤身の凝縮されたうま味が秀逸。
写真を撮り忘れましたが、煮卵は卵黄部分もムラなくキレイでねっとりと濃厚な舌ざわりが美味。
カクキュー八丁味噌お肉ご飯

四角形に漢字の“久”の屋号の株式会社カクキュー八丁味噌さん。八丁味噌の本場・岡崎で江戸時代から続く老舗だそうな。
炙ってあるためか、味噌の香ばしさに拍車がかかってますね!
八丁味噌のコク、甘さ、細切れの豚バラの弾力感と脂身のうま味が疾風迅雷のごとく口中に広がっていきます!
あとがき
以上、無事に今年の注目株「Ramen 翡翠」を攻略です!さすが名店出身だけあって既にして完成度が高く名店の域にあります。
平日だったため比較的楽に訪問できましたが、先日、SUSURU TV.にも紹介されましたし、
今後TRYラーメン大賞新人賞などを受賞されると行列が更に長くなる可能性も考えられます。
興味ある方はお早目に