
本日紹介するのは谷中の『カヤバ珈琲』。1916年(大正5年)築という日本の昔ながらの木造建物の喫茶店。
食べログでも何度も喫茶百名店に選ばれ、日本テレビ「ヒルナンデス!」テレビ東京「なないろ日和!」、テレビ東京「出没!アド街ック天国」など数々のメディア出演歴のある人気店です。
そのルーツは古く1938年(昭和13年)に榧場(かやば)伊之助氏が『カヤバ喫茶店』をオープンしたことに始まる。東京藝大のお膝元で谷中銀座からも近い事もあり藝大関係者や谷中を訪れる人々の憩いの地として長年に渡って愛されていたとか。
その後も創業者のご家族によって店は続けられていたものの、2006年に創業者の養女で店員でもあった幸子さんが亡くなった事を契機に一度閉店。ですが、NPO法人などの助けもあり2009年に『カヤバ珈琲』として復活しました。


店舗1階は純喫茶風のテーブル席、2階は畳に座布団という「純和風」の空間となっています。当時の建築様式を残した味のある雰囲気がなんとも懐かしくて最高ですね!
『カヤバ珈琲』で注文したもの
・たまごサンド ¥1500
・コーヒーフロート ¥900
支払い方法は現金のほか、クレジットカード、各種QRコード決済、電子マネーに対応していました。
たまごサンド

注文したのはカヤバ珈琲名物の「たまごサンド」。
スープとキャロットラペ、サラダがワンプレートで付いてきます。

本所のMarkedのレーズン酵母の山色パンを使用。ライ麦パンのような程よい固さと反発力があり、レーズン酵母の恩恵かほんのり果実感のある香りが特徴的だ。

玉子はジューシー感は抑えられている一方、満遍なく火が通っており半熟感なし。シットリ&フワフワとした歯ざわりに仕上がってます。
面白いのは味付けでやや甘めのディルマヨネーズに辛子という組み合わせ。辛子はほんのりツンとしますが、どちらかと言えばマヨネーズの甘さの方が勝っているので辛いモノが苦手な方でも食べられると思います。そこにハーブの清涼感が引き算のようにアクセントとなっている。
話は逸れるが観光で日本を訪れた外国人の間でセブンイレブンの玉子サンドが人気なんだとか。セブンの玉子サンドといえば柔らかいパン・トロトロの半熟卵・甘くないマヨネーズというある種「王道の玉子サンド」のイメージがありますが、一方で『カヤバ珈琲』はややハードなパン・火が通ったフワフワ系の玉子・甘いマヨネーズにハーブという組み合わせ。
「王道を敢えて外した。でも完成度が高い玉子サンド」という評価がしっくり来ます。

スープはコンソメベースの優しい味付け。玉ねぎもシャキシャキとしていた美味。

キャロットラペも酢をほんのり効かせたさっぱりとした味わい。副菜類も丁寧に調理されていますね。
コーヒーフロート

8月中旬の真夏日の訪問だったのでコーヒーフロートを注文。

アイスの乳製品特有のミルキー感とカフェインのビターさが口の中で中和しながら合わさっていく感覚が最高です!ごちそうさまでした。
あとがき
以上、『カヤバ珈琲』でした!
大正時代から続く木造建築の建物が目を引く喫茶店ですが決して話題先行の店ではなく、少しずつ王道を外しユニークでオリジナリティある料理に昇華させた「たまごサンド」など食にこだわりのある人も訪問の価値のある店です。…そして何より畳のある純和式の素敵な雰囲気が最高でした。
ちなみにこの店はGoogleの検索エンジン上で簡単にネット予約ができるので是非お試しを!
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お店の基本情報
基本情報
- 店名:カヤバ珈琲
- 住所:東京都台東区谷中6-1-29
- 電話番号:03-4361-3115
- 業態:喫茶店・カフェ
- 席数:35席
- 予約:可
- 駐車場:なし
- 禁煙・喫煙:全席禁煙
営業時間
- 火曜日~日曜日:8:00~18:00
- 料理L.O.:17:00
- ドリンクL.O.:17:30
- 定休日:月曜日
- 月曜日が祝日の場合は翌火曜日
アクセス
- JR日暮里駅南改札から徒歩約10分
- 東京メトロ千代田線 根津駅から徒歩約10分
支払い方法
- クレジットカード:VISA、Master、JCB、AMEX、Diners
- 電子マネー:交通系IC、iD、QUICPay
- QRコード決済:PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY
『カヤバ珈琲』への行き方

JR・京成線の日暮里駅の南口より下車します。


駅出口前の高架を西(谷中方面)へ。突き当たりの三叉路を左折して紅葉坂を登ります。

谷中霊園の真ん中を貫く「さくら通り」を南に直進。

しばらく進むと都道452号線と合流するので更に南へ。突き当たりの角に『カヤバ珈琲』があります。日暮里駅からの所要時間は徒歩約10分程度です。
根津駅や千駄木駅、鶯谷駅からも徒歩圏内です。

