
本日紹介するのは2025年8月末、西武新宿そばにオープンしたばかりの『ちょんまげスパイシー』。
店は雑居ビルの眺望のよい6階に。どうやらカラオケバーをランチタイムに間借りして営業されているようだ。ユニークな店名はこの画像通りの“丁髷スタイルの店主”が切り盛りするカレー店だから。
なんでも店主はインドや東南アジアを放浪旅した経験があるらしく、その際に現地で食べた料理がカレー作りに活かされているのだとか。
『ちょんまげスパイシー』で注文したもの
・3種盛り 副菜付き ¥1600
メニューはカレー「2種盛り」と「3種盛り」の二択。ライスの増減を指定することも可能。
訪問時は「3種盛り」を注文するともう一品カレーが「苺のプリセリ」が追加で付いてくるサービスをされていました。
3種盛り

・国産挽肉&ムング豆&ゴボウ&出汁カレー
・クリスマス仕様骨付きチキンのチェンナイ風
・定番の燻製豚バラ肉のビンダルー風(var.3)
・自家製福神漬け
・アチャール
・パクチー
・苺のプリセリ
3種類のカレー+1を軸として色とりどりの副菜。非常に賑やかなミールス(南インドの定食の総称)だ。
ターメリックライスはいわゆるバスマティライスではなく、日本の一般的なジャポニカ米が使われています。


まずは「国産挽肉&ムング豆&ゴボウ&出汁カレー」から。
一見スープのようにサラサラに見えて、いわゆるダール(豆)のカレーになっており溶け込んだ豆の繊維質がドロドロとした舌ざわりを体現。ひき肉のうま味・弾力感ある食感もいい仕事をしています。出汁部分は節系の魚介がベースで煮干しのような酸味とハラワタの苦味も含まれる「大人な味わい」。
辛さよりもスパイス感に比重が置きつつ魚介系の苦味・酸味も包含する複雑性ある味わいで面白い。

つづいて「クリスマス仕様骨付きチキンのチェンナイ風」。チェンナイとはインド東部の都市。
こちらは先ほどと打って変わり青唐辛子ベースの尾を引くツンとした刺激的で鮮烈な辛さです。水分量が多くサラサラとしているのですが、この辛さと香り高さで妙な中毒性があります。
普段はチキンは入っていないらしいのですが、店主曰くクリスマス(訪問日が12月26日)なので特別に今日は骨付きチキン付きなのだとか。ご丁寧に手で食べる用にビニール手袋を渡されました。
食べてみるとホロホロと骨から身が簡単に外れる柔らかな食感で美味。


「定番の燻製豚バラ肉のビンダルー風(var.3)」。
ビンダルーカレーとの事で辛さとともに爽快な酸味感のある味わい。ホールスパイスも香り高く、味覚と嗅覚双方に強く訴求してくるカレーです。
燻製処理した豚バラ肉はスモーキーな薫香感があり、熟成されうま味が凝縮された肉の風味。ひと手間かけたハイクオリティな燻製肉が印象的でした。

前述したサービス品の「苺のプリセリ」。ぱっと見はマンゴープリンのような色味ですがれっきとした甘くないカレーです。
なんでも店主が南インドのケララ州を旅した時に出会った料理なんだとか。単体で食べても他のカレーと混ぜて食べてもよし。上に苺が乗っているのはクリスマス仕様だかららしい(笑)
ヨーグルトがベースでスパイスの辛さが中和されており全体的にまろやか。油感もなくさっぱりとした口直しにピッタリな味わいでした。

自家製の福神漬けに、赤玉ねぎとニンジン・コーンのアチャール。
ホールスパイスが使われておりさっぱりとした酢の酸味感とともに豊かなスパイス感も併せ持っています。カレーから副菜までハイクオリティで満足度の高い一食でした。
あとがき
以上、『ちょんまげスパイシー』でした!
この界隈でスパイスカレーといえばミシュランガイド東京で何度もビブグルマンに選ばれ、吉野家や全国のコンビニとコラボ商品をたびたび出している『SPICY CURRY 魯珈(ろか)』が有名ですが、面白い店がまた増えたなぁと個人的に思いました。
まさかの本当に丁髷ファッションという一見クセ強めな店主もお話してみると穏やかで感じがよく、色々とグルメの情報交換もでき楽しい訪問となりました。西武新宿駅からも非常に近くアクセスも良いのでぜひお試しあれ!
メニュー表のギャラリー


お店の基本情報
基本情報
- 店名:ちょんまげスパイシー
- ジャンル:創作スパイスカレー(南インド系ミールスをベース)
- 所在地:東京都新宿区百人町1丁目8-2 新宿182ビル 6階B
- 営業形態:間借り営業
- 価格帯:ランチ 1,000円〜2,000円前後
営業時間・営業日
- 営業時間:11:25頃〜14:40頃(ランチのみ)
- 定休日:不定休
※曜日・営業日は固定されておらず、都度変更される場合があります。
開業情報
- 開業日:2025年8月5日
- 既存店舗での間借りという形で営業を開始
利用時の注意点
- 昼営業のみのため、来店は早めの時間帯がおすすめ
- 不定休・不定営業のため、訪問前にSNSで当日の営業有無を確認するのが前提
- 席数が限られるため、混雑時は待ち時間が発生する場合あり
『ちょんまげスパイシー』への行き方

西武新宿駅北口より下車します。

駅前の西武新宿駅前通りを 北(新大久保方面)に向かって歩きます。


横断歩道の正面に見える細長いビル(新宿182ビル)内へ。エレベーターで6Fに進むと『ちょんまげスパイシー』があります。
西武新宿駅からの所要時間は徒歩2分程度。新宿駅や東新宿駅、新大久保駅からも徒歩圏内です。

