
豊かな茨城県の海産物を数多く扱う大洗町の磯浜漁港にやって来ました!

港湾内には数多くの漁船が係留されています!

港の目の前には観光客むけに新鮮な魚介類などを販売する直売所や、寿司や海鮮丼のレストランが入居する『[海・山直売センター]いきいき』があります。



漁港から少し歩くと大洗町の観光名所として有名な『大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)』が。

大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀った豪奢な社殿のほか、鹿島灘に面した鳥居「神磯の鳥居」が有名ですね。

海岸からよく目を凝らすと遠くに鹿島臨海工業地帯のコンビナートの煙突もみえました。

そんな素敵な観光名所に囲まれる磯浜漁港ですが、ここで水揚げされる大洗名物といえば「シラス」。…そしてシラスを食べるならば特におすすめなのが『大洗しらすと海鮮丼 浜いち』さんです!
なぜなら「浜いち」の経営母体は大洗で50年以上の長きにわたりシラスなど魚介類の加工販売を行ってきた「株式会社にんべんいち」。専門の加工業者ならではうま味を最大限引き出した絶品シラスが楽しめるのです!
『浜いち』で注文したもの
・大洗しらす二色重 ¥1300
・トッピング生卵 ¥150
注文方法はタッチパネル式から食券を購入。現金のほか各種QR決済やクレジットカードにも対応していました。

・大洗しらす二色重
・トッピング生卵

注文から5分ほどで到着。調理スピードも快速でした。



メインの二色重のほか、ひじき煮の小鉢・味噌汁・柴漬けが付いてきます。


写真だと分かりにくいのですが手前側が「釜揚げシラス」、奥の方が「シラス干し」です。


真ん中に凹みのポケットをつけて生卵を落とします。中々に映えますね(笑)

釜揚げは保湿量のあるふっくらとした舌ざわり。ほのかな甘味を伴うマイルドなうま味という感じ。
対してシラス干しの方はややパサついてて噛み応えがある。キリッとした塩味(えんみ)が立っており醤油いらず。シラスのうま味が天日干しでギュッと数倍に凝縮された濃い味。
さすがはシラスを熟知している専門業者、シラスの良さを最大限活かしたお見事な仕事。またこうやって二色重で釜揚げとシラス干しを食べ比べすると、それぞれの長所が引き立って感じることができますね。
白米も熱々でなくシラスの風味を損ねない程よい温かさなのも高評価ポイントでした。
あとがき
以上、『大洗しらすと海鮮丼 浜いち』でした!
専門加工業者ならではの間違いのないシラスが楽しめる上、観光地的なロケーションとしては良心的な価格設定で好感が持てる優良店でしたね。
ぜひ大洗磯前神社にお越しの際に立ち寄ってみてくださいね。
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お店の基本情報
『大洗しらすと海鮮丼 浜いち』への行き方

鹿島臨海鉄道の大洗駅を下車。


駅前の道路を海岸に向かって歩き大洗マリンタワー方面へ。

茨城県道・千葉県道2号水戸鉾田佐原線をしばらく北に向かって歩きます。

道沿いに『大洗しらすと海鮮丼 浜いち』があります。
駅からの所要時間は徒歩25分ほど。それなりに距離があるので自家用車またはタクシーが推奨です。

