
首都圏1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)の「街の住みここち&住みたい街ランキング」(大東建託調べ)で2025年まで7年連続1位の東京都武蔵野市吉祥寺。
そんな最高の住環境を誇るこの街に2025年7月、銀座のとんかつ/かつ丼の老舗『とん㐂(とんき)』が移転リニューアルしてきました!
 『とん㐂』は1977年(昭和52年)に中央区銀座6丁目に創業。庶民価格と昔ながらの味付けで長年愛されメディアにも出演歴多数。2021年には大手グルメサイトの食べログでとんかつ百名店に選出されています。そして2024年12月に店舗が入居するビルの老朽化建て替えによる休業を経て吉祥寺に移転したという経緯だ。
 なお目黒の同音異字の老舗とんかつ『とんき』とは関係はないそうだ。
著者は銀座時代の2022年に一度だけ訪問した事があるのですが、新天地での様子が気になり伺ってみました。

座席はテーブル席とカウンター席両方を備えています。ベタ打ちの無機質なコンクリートの内壁や床に温かみのある木材を組み合わせた清潔な店内です。
『とん㐂』で注文したもの
・特製かつ丼定食 ¥1650
入口にタッチパネル式の券売機があり食券を購入して注文するシステム。現金のほかクレジットカードや各種キャッシュレス決済にも対応していました。
特製かつ丼定食

注文したのは銀座時代からの名物メニュー「特製かつ丼」。豚汁と漬物がセットでついてきます。




玉子は半熟ではなく固め寄り。黄身と白身のツートンカラーが食欲をそそります。
衣は粒だったパン粉の剣立ちがよくザクザクとした力強い食感。個人的にお見事と感心したのが衣の片面はザクザク感を残しつつ、もう片面の衣はツユに浸かったしっとり食感。このリバーシブルな食感で1度で2度楽しめるのが素晴らしいですね。
 ツユはやや甘味が強くどこか懐かしい昭和の昔ながらの味付けに感じますね。画像の通り豚肉には厚みがあり箸で持ち上げると指先に重さを感じます。
 豚肉は銘柄不明ですが脂身のついたロース肉でぶりんとした弾力感に富んだ食感と脂身の甘味・ジューシーさを兼ね備えています。

丼の中には細長く刻んだ玉ねぎたっぷり。玉ねぎはトロトロに煮込んだタイプではなく、シャキシャキとした野菜の繊維質や固さをほどよく残した感じでした。

豚汁の具は大根、人参と豚バラ肉。比較的さっぱりとした味わいに豚の脂の甘味、生姜の清涼感が感じられるバランス感。

最後は漬物で口直しをしてフィニ~ッシュ!
あとがき
以上、吉祥寺に上陸した『とん㐂』でした!
銀座時代から変わらぬ美味しさが堪能できましたよ!やはり『とん㐂』さんのかつ丼の良さは昔懐かしい甘い味付けだなぁと再認識。ぜひお試しいただきたい。
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お店の基本情報
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 店舗名 | とん㐂(とんき) | 
| 住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-6-4 | 
| アクセス | 吉祥寺駅から徒歩3分程度 | 
| オープン日 | 2025年7月1日(火) | 
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 営業時間 | 11:00 ~ 18:00(ラストオーダー 17:30) ※14:00〜15:00 中休みあり | 
| 定休日 | 月曜日(祝日の場合は火曜日休業) | 
| 支払い方法 | 現金、クレジットカード、各種キャッシュレス決済 | 
| 席数・席構成 | 全体で 14席(カウンター 4席・テーブル 10席) | 
| 禁煙/喫煙 | 全席禁煙(室内禁煙) | 
| 予約 | 予約不可との記載あり | 
| その他 | テイクアウト可能、昼夜メニュー共通 | 
『とん㐂』への行き方

吉祥寺駅南口(公園口)より下車。

末廣通りを東にむかって歩きます。

道なりに歩くと通り沿いに『とん㐂』があります。吉祥寺駅からの所要時間は徒歩約3分程度です。

