
本日は武蔵小杉・新丸子におけるアイコニック(象徴的)な大衆居酒屋『三ちゃん食堂』。
終戦まもない頃、ロシアから引き揚げてきた初代店主の中山三之助さんがこの地で八百屋を営んでいたのが始まり。
その後、昭和40年代の半ばに飲食店に業種変更しラーメンが看板メニューの町中華『三ちゃん食堂』を開店。
徐々に和洋中さまざまなメニューが増えていき、中華に限らない大衆食堂/居酒屋的な店へと変貌。地域から長年に渡り愛される名店となります。そんな店の歴史と足跡を示すように、店内の壁には数えきれないほどのメニュー札がびっしりと貼られていました。

数々のメディアにも出演しており有名どころでは『孤独のグルメ』(Season2・第1話/2012年10月放送)で登場。五郎ちゃんこと主人公・井之頭五郎が「ねぎ肉炒め」「みょうがの天ぷら」「チーズ入りウィンナー」に舌鼓を打った。
また『吉田類の酒場放浪記』にも登場し「吞兵衛を飽きさせない店」と評されています。
なぜか巡り合わせが悪く、著者は過去2回『三ちゃん食堂』に訪問して、2回とも臨時休業日で暖簾をくぐる事ができなかった。今回は開店時刻の12時前から並び「三度目の正直」で無事に入店を果たした。
開店と同時に待ちわびた大勢の客によって長テーブルと丸椅子が並ぶ店内はあっという間に相席も含めて満席に。喧騒に満ちたとても賑やかしい雰囲気でした。
『三ちゃん食堂』で注文したもの
・肉だんご ¥500
・ゴボウ唐揚げ ¥400
・シューマイ ¥450
・キリンラガー大瓶 ¥900
・漬物 (お通し)
※ 会計は現金のみなので注意

飲み物を注文するとお通しで漬物が付いてきます。
肉だんご


ワンコインとお手頃な「肉だんご」。
揚げワンタンの皮、ネギ、キャベツ、辛子が添えられています。


肉は小ぶりで一口サイズ。一度素揚げされており肉汁感は控えめ、サクサクとした食感が特徴的。タレは醤油ではなくケチャップがベースの甘酸っぱい味付け。やや好みが分かれやすいかもしれません。
ほんのり塩をきかせた揚げワンタンの皮もパリパリとスナックのような食感で美味。
ゴボウ唐揚げ

一品目の「肉だんご」が予想に反して素揚げだったので、結果的に二連続で揚げ物料理です(笑)

片栗粉をまぶして揚げてありサクサクではなく少ししっとり寄りの衣。ゴボウ本体を咀嚼するとシャキシャキとした食感とともに土の匂いが口中に広がります。
ゴボウの唐揚げって七味ともよく合うんですね、個人的に目から鱗でした。
シューマイ

蒸篭で蒸したかなり大粒なシューマイ。これで450円はリーズナブルです。

みちっと餡がたっぷり詰まっており玉ねぎの甘みと豚肉のうま味のコンビネーションが秀逸。皮ももっちりしていて申し分なし。

箸でつかむと指先に重量感が伝わってきます。辛子とも相性抜群ですね。
あとがき
以上、武蔵小杉/新丸子の名物居酒屋『三ちゃん食堂』でした!
リーズナブルで全部おいしくて最高ですね!料理そのものの味はもちろんのこと、老舗の大衆酒場らしい喧騒感と活況、この雰囲気で飲めるのも良かったです。
頼んだ料理すべてに満足したのですが、周りのお客さんが注文していた「焼きサンマ」、「タンメン」、「レバニラ」、「春巻き」、「本まぐろ刺身」、「サバの煮つけ」、「ヤキ肉ライス」、「ハムエッグ」…気になる料理がありすぎて、この店の魅力を理解するには何度か通わなければならないかもしれません。
ぜひ行ってみてください!
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お店の基本情報
所在地・連絡先
- 住所:神奈川県川崎市中原区新丸子町733
- 電話番号:044-722-2863
アクセス
- 東急東横線・目黒線・新丸子駅より徒歩約3分(約80 m)
- JR南武線・武蔵小杉駅からも徒歩圏(約7〜8分)
営業時間・定休日
- 営業時間(平日・祝含む):12:00〜20:30(L.O. 19:30)
- ディナー延長版(お店によって違いあり):21:00(L.O.20:30)
- 定休日:毎週水曜日
ジャンル・特色
- 定食、中華料理、居酒屋、からあげ、丼もの、焼きそば、刺身など豊富なメニューを提供
- もともと八百屋だった先代「三之助(あだ名:三ちゃん)」の店を、1967年に食堂に転身して開業
席数・設備
- 総席数:約60席(カウンター6席・テーブル54席)
- 支払いは現金のみ。クレジットカード・電子マネー・QR決済すべて不可、駐車場なし
『三ちゃん食堂』への行き方
東急東横線新丸子駅の西口 を出ます。
駅前の商店街(新丸子西口商店街)をまっすぐ進みます。
すぐ右手に「三ちゃん食堂」の黄色い看板が見えます。
- 駅から 約80メートル、徒歩3分ほどで到着します。
武蔵小杉駅からも徒歩圏内です。