
アメリカの大衆料理の代表格であるハンバーガーを、高品質な日本の国産食材を使う事で2つの国の「よいとこどり」。
2008年に白金で創業して以来、国産食材のハイクオリティなグルメバーガーで安定した人気を誇り、広尾・恵比寿・軽井沢に店舗展開するのが「バーガーマニア」だ。
創業者の守口駿介さんは埼玉県出身。
森口さんは柏の『R-S(アールズ)』や溜池山王の『オーセンティック』など数々の名店を輩出したグルメバーガー界の重鎮、本郷三丁目の『ファイヤーハウス』で修業を積み独立。
少し脱線して宣伝になるが24年11月にオープンした『ファイヤーハウス』出身店主の『apple Burger』も以前紹介しているので興味ある方は参照いただきたい。

食べログにおいて6度に渡りハンバーガー百名店に選出された広尾店の店内は、むき出しのコンクリート内壁やダクトといった無機質なインダストリアル感に、アンティーク調の経年変化した木材のインテリアを組み合わせたNYのようなシティ・モダンな雰囲気漂う。
店のスタッフ様の料理やおすすめのトッピングの説明や程よくフレンドリーな距離感の接客も丁寧でホスピタリティ面も良好です。
『バーガーマニア広尾店』で注文したもの
・自家製ベーコンチーズバーガー ¥1673
・(トッピング)ハラペーニョ¥227
・アイスコーヒー ¥309

・自家製ベーコンチーズバーガー
・(トッピング)ハラペーニョ

ハンバーガーはデフォルトでフレンチフライが付いてきます。

クラウン(上部バンズ)は開放状態で提供。

クラウンを閉じた状態。

ハンバーガーの構成は上からバンズ・マヨネーズ・ハラペーニョ・自家製ベーコン・チーズ・パティ・スライストマト・レタス
バンズは都内の多くのグルメバーガー有名店で採用されている南新宿の『峰屋』製。
グリルでしっかりと火入れしているのが特徴で水分が飛んだ、さっくりと軽やかな食感と歯ざわりに仕上げてある。とりわけヒール(底部バンズ)は両面ともに焼き目が付けてあり香ばしい。
咀嚼すると柔らかく穏やかな糖度の甘味。

バンズにはマヨネーズがたっぷり塗ってある。一般に流通しているマヨネーズと異なり油脂感と酸味の少ないサラリとした味わいでパティなどの食材の良さを阻害しない。
自家製ベーコンは軽く焦げ目がつく位にカリカリに仕上げてありキリッとした塩味(えんみ)を感じる。
パティはハンドチョップしてあり、挽肉というよりもゴ「細切れ肉塊の集合体」と表現した方がしっくりくる。大小の肉による不規則でゴロゴロとした力強い食感でありつつ、赤身肉のうま味と脂身のジューシーを組み合わせたバランス感が光る。
店員様のオススメでトッピングしたハラペーニョが実によい仕事をしており、肉やチーズのジャンク感の中にハラペーニョの酸っぱ辛さが加わる事で味に締まりが出る。
何気ないところだがレタスは芯の部分は使わずに綺麗に折り畳まれているため、これだけ沢山具を入れても嵩が出にくく、ガブリと一口で食べやすい形状に仕上げてあった。
食べる人の事を考えた細やかな配慮が嬉しい。

塩味で仕上げたオーソドックスな皮つきのフレンチフライ。作り置きをしている風でもなく揚げたての温かいものが提供される。

ケチャップとマスタードはHEINZのボトルタイプでした。
あとがき
以上、『バーガーマニア広尾店』でした!
国産食材を使った安定感るグルメバーガーに、ホスピタリティに溢れる細やかな接客も光る優良店。
今回はパスしましたが、神戸ビーフを使ったよりハイエンドなハンバーガーもあるらしく、そちらも気になりましたね。
広尾駅からも至近でアクセスが良く、気持ちのよいテラス席もありますのでぜひ散歩がてら訪問してみてください。
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お店の基本情報
📍 店舗情報
- 店名:バーガーマニア 広尾店
- 住所:東京都港区南麻布5‑15‑25 広尾六幸館 2F(広尾駅から徒歩約1分/27 m)
- 電話番号:03‑5422‑7899(予約可)
⏰ 営業時間・定休日
- 営業時間:11:00~22:00(LO 21:30)
- 定休日:無休(不定休あり)
💺 席・設備・サービス
- 席数:34席(テーブル・ソファ席あり、個室なし)
- 喫煙:全席禁煙
- 支払い方法:クレジットカード(VISA, Master, JCB, AMEX, Diners)・電子マネー・QR決済(例:PayPay)
- 駐車場:なし(近隣コインパーキングを利用)
『バーガーマニア広尾店』への行き方

日比谷線の広尾駅1番出口より下車します。

そのまま都道418号を北上

1分ほど歩いた先のビルの2Fに『バーガーマニア広尾店』があります。