2025年5月16日(金)~6月30日(月)の期間限定で杉並区の対象店でPayPay支払いすると、最大15%ポイント還元されるキャンペーン中!
当然ながら区内の飲食店も対象となっており、今ならお得に食べ歩きするチャンスです!詳細は
①PayPayアプリのホーム画面 ⇒
②「近くのおトク」 ⇒
③「キャンペーン」を選択 ⇒
④「杉並区」を選択 ⇒
⑤「杉並区でお買い物!PayPayで最大15%戻ってくるキャンペーン!」へ
ヤバい事に、東京都内でもトップレベルのとんかつの名店として知られる西荻窪「TONKATSU KEITA」も15%還元対象店です!
「TONKATSU KEITA」は元々は「とんかつ けい太」の屋号で2019年11月に西荻窪にオープン
青木啓太店主は鹿児島県の黒豚畜産農家生まれ。高品質な実家の薩摩六白黒豚に近年の流行りの低温調理の衣、とんかつに留まらずメンチカツはじめ独創的でハイレベルな料理を引っ提げ衝撃的なデビューを飾る。
一躍都内トップレベルのとんかつ店としての評価を確かなものとし、食べログのとんかつ百名店の他、『ミシュランガイド東京2022』においてビブグルマンとしても掲載される。

…そして2025年1月、「とんかつ けい太」改め
「TONKATSU KEITA」として移転リニューアル。
旧店舗は西荻窪駅南口から歩いて十数歩とアクセス最高だったのですが、新店舗は吉祥寺方面に320mほど歩いた先の複合商業施設、西荻高架下マルシェ内。
利便性の面では少し遠くなりましたが、真新しい店舗はコの字のカウンター席を中心に店内は広々としていました。
現在はTableCheckでの完全予約制に移行しており、事前予約のうえ訪問してきました!
「TONKATSU KEITA 」で注文したもの
・六白黒豚、上ヒレ、上ロース、食べ比べ定食(210g) ¥3600
・生ビール(ガージェリーエステラ)¥900
※ 会計はキャッシュレス決済のみ

キャベツ

まず、とんかつのセットで付いてくるキャベツが最初に登場します。
普段なら、とんかつ屋のキャベツはレビューせずスルーする事が多いですが、「KEITA」はそういうワケにはいきません。

なぜならドレッシングがトリュフ入りだから!

瑞々しいキャベツの隙間からあの黒トリュフの芳醇で重厚感ある味がします!こんなにゴージャスな千切りキャベツは日本全国探しても他にありませんよ(笑)
旧店舗時代以来、久々に食べましたが相変わらず贅沢な味わいでした。
六白黒豚、上ヒレ、上ロース、食べ比べ定食(210g)


ご飯と豚汁、漬物が付いて来ます。


相変わらず美麗なロゼ色の断面。もはや芸術品の域にあるのではないだろうか?
見た目も素晴らしいが、よく見るとヒレとロースで衣を少し変えているのが分かる。
細やかで丁寧な仕事ぶりもお見事だ。

低温調理の白い衣の上ヒレかつ。ザクザクッとした剣立ちのよい粗いパン粉は力強いテクスチャーが印象的。
杉並区内には同じく最高峰のとんかつ、阿佐ヶ谷南の「成蔵」がありますが、「成蔵」の衣は新雪のパウダースノーの如くサラリとした歯触りなので、同じ低温調理の衣とはいえベクトルが大きく異なるように感じる。
(そういえば、冷静に考えると都内でもトップレベルのとんかつ「KEITA」「成蔵」の2店を擁する杉並区って何気に凄い)
ヒレ肉の瑞々しい水分を分厚い衣が閉じ込めておりモイスチャーな舌ざわり。犬歯を立てるとスルッと溶けるように柔らかく千切れていく感覚が快感で癖になってしまう。

よく見ると下処理なのか脂身の部分に孔が開けてあるロース肉。
先ほどのヒレに比較すると薄い仕上がりの衣。こちらは低温調理ではなくしっかりと火入れして酸化させたキツネ色の衣だ。
摩擦係数の高いザラッとした衣は軽やかであり、ロース肉の赤身のぶりんとした弾力感、トロッとした脂身の食感の三者三様を表現。
赤身部分はストレートな肉のうま味、脂身部分はジューシーさと甘味が詰まっており変化に富んでいる。



とんかつ用の調味料は「ソース」、「醤油」、「岩塩」、「からし」、「わさび」の5種。
ソースはフルーティな甘味と爽やかな酸味の中庸をとったバランスのよいタイプ。
個人的にお気に入りなのは「上ロース」の甘い脂身にキレのよい醤油と、ツンとしたワサビの組み合わせ。
大門の有名店「とんかつ屋 いわい」のようなワサビの辛味成分をアクセントに据えたコンビネーションが非常に好みだ。

ご飯は新潟産コシヒカリ。この未曾有の米の高騰下でも妥協せず銘柄米を出してくれるのは嬉しい。
粒立ちがよく米の味が濃い。とんかつにぶつけても力負けしない良い米だ。


汁物は蜆汁か豚汁から選ぶ方式。店主が鹿児島出身だからかやや甘さを感じさせる味噌汁で(九州の中でも鹿児島の味噌は特に甘い)、コクがある。
細切れの豚肉がゴロゴロ沢山入っているのが嬉しい。

食後は柚子シャーベットでさっぱりとクールダウン。
トリュフ味のキャベツから始まり、ロゼ色のとんかつ、柚子シャーベットと起承転結とメリハリがしっかり効いた一食でした。
あとがき
以上、「TONKATSU KEITA」でした!
久々の訪問でしたが、相変わらずのハイレベルな料理と質は維持しつつ、店舗環境のグレードをしっかりと上げてきて、いよいよ名店としての盤石な態勢が整ってきたように感じられました。
価格帯こそ一般的なとんかつ店より一回り高いですが、その分食材の質の高さと料理のクオリティも高いので十二分に満足できますよ!
こんな名店が15%還元で楽しめるのは千載一遇のチャンスです!ぜひお試しあれ!
メニュー表のギャラリー

お店の基本情報
店舗概要
- 所在地:東京都杉並区松庵3‑41‑1 西荻高架下
南口から徒歩約6分、JR西荻窪駅から320 mほどです - 席数・形態:全23席(カウンター9席、テーブル席14席[4名×2卓+個室6名])
- 予約制:完全予約制(TableCheck経由、Instagramまたは店舗LINEから予約)
- 支払い方法:キャッシュレスのみ(クレジットカード、電子マネー、QR決済対応)
営業時間・定休日
- 月・火・水:17:30–22:00(料理L.O.20:30/ドリンクL.O.21:30)
- 金・祝日・祝前日・祝後日:17:00–21:30(L.O.20:00)
- 土曜:①11:00–15:00(L.O.14:00)※昼はメンチカツのテイクアウト営業、②17:00–21:30(L.O.20:00)
- 木曜・日曜:定休日(祝日と重なっても休業)
「TONKATSU KEITA」への行き方

西荻窪駅南口を下車。

南口の飲み屋町を抜けて西(吉祥寺方面)へ。

西友西荻窪店のそばを通り

高架に沿ってさらに歩きます。

店に到着。徒歩約6分。