
本日紹介するのは五反田の『麺屋 彩音(sign)』。
開店は2020年10月で開店からわずか一年少々で「ミシュランガイド東京2022」にビブグルマン店として掲載された実力店です。
オーナーは飲食コンサルティング業など様々な事業をてがけるライフデザインワークスを率いる畠山央至(はたけやまひさし)さん。店名は畠山さんがMr.Childrenの大ファンだったことからミスチルの名曲『Sign』から命名されています
…ちなみにこの店の2号店は大崎広小路の『TOMORROW NEVER NOODLES (トゥモロー ネバー ヌードルズ)』で、同じくミスチルの代表曲『Tomorrow never knows』が元ネタになっています(笑)
店内はミスチルのライブ映像がエンドレスで流れており、オーナーの並々ならぬ…いや重すぎるミスチル愛が感じ取れますね。

そういえば「ミスチル推しのラーメン屋さん」といえば元々は大阪の人気店で東京の恵比寿に進出した『人類みな麺類 東京本店』を思い出しますね。
こちらも以前紹介しているので合わせてご一読いただきたい。
『麺屋 彩音』で注文したもの
・特製&日本酒ペアリング ¥2000
食券制で現金のみなので注意。購入ラーメンは「醤油」「塩」「煮干し油そば」の3種あり。
特製&日本酒ペアリング

ラーメンは「特製塩」、塩とおすすめのペアリングとのことで日本酒は「ばくれん 超辛口純米吟醸」にしました。
10分ほど待つと、ラーメンと日本酒の大瓶が並ぶ異様な光景が目の前に(笑)この画だけでもSNSのネタになるのもよいですよね。

澄み渡ったクリアーで凛とした佇まいの清湯スープがなんとも美しい。眺めていると吸い込まれそう!

油脂感を抑えた比較的サラリとした口当たりに雑味のない鶏ベースのふくよかなうま味。全体的に上品でさっぱりとした味わいですが、塩ダレのキリッとした塩味(えんみ)感もありバランスに富んでいる。
あまりにジャンク過ぎると日本酒とのペアリングが壊れそうなので上手い配分だと思います。

麺は全粒粉を使ったストレート細麺でしなやかな食感と滑らかな麺肌でスルスルと喉を通っていきますね。



チャーシューは鶏むねと豚肩ロースの2種。しっとり感を残した低温調理系。
とりわけ鶏むね肉が自分史上最高レベルに柔らかい肉質で印象的。


ワンタンは薄めの皮に対して粗挽きでゴロゴロとした肉餡という組み合わせ。豚肉のジューシー感の中に刻んだ紫蘇の清涼感がアクセントに。
写真を撮り忘れましたが半熟卵も卵黄がトロトロで美味でした。

「ばくれん 超辛口純米吟醸」。バナナを思わせる淡泊で品のある甘味を基調とつつ清涼感と辛味が入り混じる、透明感ある味わい。
「ばくれん」のさっぱりとした後味はラーメンのスープの味を阻害せず、相性も悪くなかったですね。
あとがき
以上、『麺屋 彩音』でした!
日本酒×ラーメンという非常にユニークなペアリングですが、決して話題先行の店というワケではなくラーメン単体の完成度もミシュランビブグルマン店にふさわしい味で個人的にも満足しました!
五反田での飲みの〆にラーメン&日本酒なんていかがでしょうか?ぜひお試しを。
メニュー表のギャラリー


お店の基本情報
基本情報
- 店舗名:麺屋 彩音
- 所在地:東京都品川区西五反田2-18-3 グレイス五反田 1F
- ジャンル:ラーメン、油そば・まぜそば、日本酒を楽しめる店
- 席数:おおよそ13席(カウンター席中心で二人掛けのテーブル席が少数あり)
- 支払い方法:現金のみ
- 喫煙:全席禁煙の案内あり
アクセス
- JR五反田駅(西口)から徒歩で3分。駅から近く、歩いて行ける距離です。
営業時間(目安)
- 月〜木:昼営業と夜営業の二部制(11時00分~14時30分、18時00分~21時30分)
- 金曜:昼営業+夜は遅めまで営業する日あり(週末に向けて延長することがある)
- 土曜:昼のみの営業が多い(夜は休みの場合あり)
- 日曜:定休
『麺屋 彩音』への行き方

JR五反田駅西口より下車します。

駅前ロータリーから第二京浜道路に出て五反田第一生命ビルディングの角を右折します。

しばらく進むと雑居ビル「グレイス五反田」があり1Fに『麺屋 彩音』があります。
五反田駅からの所要時間は徒歩3分程度。少し距離がありますが大崎広小路駅や不動前駅からも徒歩圏内です。

